尿もれに対応したケア用品の存在を知らない人や、知っていても手に取るのに抵抗感があり、生理用ナプキンやおりもの専用シートなどの代替品で対処する人も多くいるという。
しかし、吸水に特化していない代替品だと、水分の後戻りによる肌のかぶれなどが起きやすく、悪化してからクリニックを訪れる人も少なくない。
こうした女性たちの悩みが胸のうちに秘められ、聞き取れないことが、ユニ・チャームの開発チームの悩みだった。商品開発やマーケティングを展開するさい、消費者が何を考え、どういった悩みを抱えているかがつかめない限り、その問題の解決方法を商品やサービスで示すことができないからだ。
このアンケート調査は、吸水ケア用品の使用者の声から、その効果や感想を明らかにした。しかし、ユニ・チャームが10年に実施した別の調査では、吸水ケア用品を使用している人はわずか14.2%という結果も出ており、まだ、尿もれに悩む人には吸水ケア用品の使用は浸透していないといえる。普及啓発型の商品「チャームナップ」に込めた開発チームの挑戦はこれからが本番だ。