消費税増税を前に、企業の「顔」ともいえる定番ブランドの刷新が相次いでいる。ビジネス手帳の「能率手帳」、グンゼの男性用肌着「YG」、ダスキンの「ミスタードーナツ」、など、おなじみの商品が60~40数年越しにリニューアル。国内市場の変化や競合商品への対抗など、思惑はさまざまだが、実は消費増税時に問われるとされるのが「ブランド力」。刷新の背景には、増税による消費マインドの冷え込みを主力商品強化で乗り切ろうとの戦略がある。
あの「能率手帳」は「NOLTY」!!
日本能率協会マネジメントセンターは、昭和24年の誕生以来、看板商品としてきた「能率手帳」を、平成26年版からブランド名を「NOLTY」(ノルティ)に改め、大河ドラマ『軍師官兵衛』で主演中の岡田准一さんを起用したテレビCMも展開した。
刷新は実に64年ぶり。方眼ページを増やし、記念日や予定を書き込める年間予定表を追加するなどした。ターゲット層を従来のビジネスマンやOLから主婦や学生にまで広げ、3年間での販売目標は5割増の375万冊だ。