MRJの受注の内訳【拡大】
日本経済の新たな成長モデル期待
そもそも、巨額の投資負担というリスクがあるにもかかわらず、三菱重工業が計画を推し進めてきたのは「事業そのものの持つポテンシャルが大きい」(幹部)からだ。その思いはメーカーにとどまらず、日航の植木義晴社長は「私自身、開発現場をみて胸が高鳴り、次世代を担う航空機だと確信した。MRJの成功は航空会社にとっても夢だ」と話す。
民間主導のMRJが着実にビジネスとして軌道に乗ることができるか。受注活動などでは政府の後押しも不可欠だ。
さらに部品メーカーなどへの波及効果も大きいだけに、その翼には日本経済の新たな成長モデルとして期待がかかっている。(田村龍彦)