スバル圧勝!ホンダ惨敗…自動ブレーキ安全性評価 なぜこれほど差が開いたか (6/6ページ)

2014.12.7 17:13

衝突被害軽減ブレーキの試験を行う富士重工業のレヴォーグ=2014年7月、水戸市内のテストコース(自動車事故対策機構提供)

衝突被害軽減ブレーキの試験を行う富士重工業のレヴォーグ=2014年7月、水戸市内のテストコース(自動車事故対策機構提供)【拡大】

  • 予防安全性能ランキング

 メルセデス・ベンツ日本の担当者は「初回だったのでどの程度の事前準備が必要かなど詳細が分からず、参加しなかった」と話す。

 ただ、予防安全技術の評価は、欧州では既に自動車保険料の割り引きなどに利用されており、日本でも今回の性能調査結果を受け、試験をした同機構には保険会社から問い合わせが相次いでいるという。

 また、これだけ性能差が明確に示されれば、新車を買う際の判断基準になるのは確実だ。消費税増税で国内販売が落ち込むなか、各社はあの手この手で拡販に取り組んでおり、富士重は早くもレヴォーグの今回の最高評価をテレビCMで大々的に宣伝し始めた。

 業界内では「従来も効果的な宣伝材料だったが、公の評価が加わったことでさらに重要性が増すだろう。各社が開発を加速するのではないか」(大手幹部)との見方が強まっており、「ぶつからない車」は今後さらに進化していきそうだ。

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