自動車業界の部品共通化、“負の側面”浮き彫り タカタとホンダは運命共同体 (1/5ページ)

2014.12.11 06:46

 「現場の管理ミスが多かった。申し訳ない」

 11月25日、ホンダ製バイクの世界累計生産が3億台に到達したことを祝い、熊本製作所(熊本県大津町)で開かれた記念式典。革のライダースジャケット姿で登場した伊東孝紳社長は謝罪を余儀なくされた。

 この当日、ホンダは米道路交通安全局(NHTSA)に対し、タカタ製エアバッグの関連を含む死傷事故1729件の報告を怠っていたと発表したからだ。

 タカタ分の8件は別ルートでNHTSAに知らせていたというが、最大3500万ドル(約41億円)の罰金が科される恐れがある。主力車「フィット」のリコール(回収・無償修理)が相次いだことも重なり、ホンダの品質管理に厳しい視線が向けられている。

■始まりはホンダの量産要請

 タカタ製エアバッグのリコールは全世界で2000万台規模に拡大した。なかでもホンダは1987年、タカタにエアバッグの量産を要請して共同開発した経緯があり、現在もホンダ車の約半分にタカタ製エアバッグが付いている。リコール台数も他社より多く、世界各地で1200万台超に上る。

日本の自動車産業全体のブランド価値を揺るがす騒動に発展

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