宮内義彦・オリックスシニア・チェアマン=8日、東京都港区(小野淳一撮影)【拡大】
原油安は、ガソリン価格などを下げる効果が大きいため「日本の景気には神風」と解説。日銀の「2年で2%」の物価上昇目標は遠のくが「原油価格が半分になり、日本経済が助かるのであれば、物価目標を達成できなくても構わない。さらなる追加緩和はバブルを加速させる」と語った。
国の財政再建については、「安易な増税は許されない。中長期的に緩やかなインフレを実現でき、経済成長率が伸びれば税収は増える。財政再建は30年ぐらいのスパンで考えてほしい」と注文。そのうえで、「社会保障制度を改革し、若者にもっとお金を分配する施策が必要。元気な高齢者に働いてもらうため、定年は将来的になくす方がいい」との考えを示した。