アシックス以外のスポーツ用品各社は、五輪にからめたマーケティング活動の幅が制限され、ビジネス上で大きく不利になるようにも見える。主力事業であるスポーツの最大の祭典、五輪を自社のマーケティングに生かせないのは大きなハンデといえる。
実際、現在の組織委員会のスポンサー制度については、スポーツ用品会社に関わらず「やりすぎ」「金のためなら何でもするのか」といった不満の声もあるようだ。
現制度では1業種1社。ただ、さまざまな業種で原則を破る特例が認められている。
ゴールドパートナーは銀行の業種は、みずほ銀行と三井住友銀行の2行、情報通信の業種はNEC、富士通の2社。オフィシャルパートナーでも航空の業種は日本航空と全日本空輸の2社、警備はセコム、綜合警備保障の2社に決まっている。