なぜ?絶食続ける「ダイオウグソクムシ」 どうして生きているのか (2/7ページ)

2014.2.9 07:15

絶食を続けるダイオウグソクムシ。グロテスクだが人気者だ(鳥羽水族館提供)

絶食を続けるダイオウグソクムシ。グロテスクだが人気者だ(鳥羽水族館提供)【拡大】

  • ダイオウグソクムシを飼育している鳥羽水族館=鳥羽市
  • “絶食”が続くダイオウグソクムシに見入る家族連れ
  • ダイオウグソクムシを育てる森滝丈也さん=鳥羽市
  • サンマの尾に関心を示した「No.1」。しかし、食べることはなかった=鳥羽市(鳥羽水族館提供)

 鳥羽水族館で絶食中の個体はメキシコ湾の水深約800メートルで捕獲した雄で、「No.1」と名付けて平成19年9月から飼育。体長約29センチ、体重約1キロになった。餌は21年1月2日に約50グラムのアジを食べたのが最後だった。

 飼育係の森滝丈也さん(44)が月1回、給餌を続けるが、まったく食べないという。アジやブリ、マグロの血合いなど「メニュー」にも工夫を凝らしたが、徒労だった。今年1月2日には餌のサンマに近づくそぶりを見せたが、1時間の給餌タイム中、最後まで口にせず、絶食は6年目に突入した。

 冬眠か

 「いろいろと手を尽くしてきたのに、食べてくれない。なぜでしょうね」と森滝さん。

 水槽の温度を5度から10度の範囲で変え、他の7匹の個体が最も餌に反応する7度が最適な環境と突き止め、その温度で餌を与えてみたが、だめだった。

餌をいろいろと変えてみた。それでも口にしなかった

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