飼育中のダンゴムシの仲間のコツブムシは水槽内で発生するプランクトンを摂取している。長沼准教授は「No.1」も同様の可能性があると指摘する。ただ「ほかの個体が餌を食べている中で、なぜNo.1だけが食べないのかは分からない」といい、原因究明を訴える。
CTによる調査も
冬眠状態に入っている▽排泄(はいせつ)物など水中に溶け込んだ有機物を栄養分として摂取している▽もともと食の細い生きもので、食べないことが異常ではない-。ダイオウグソクムシに関する飼育記録や論文などが少ない中、森滝さんはさまざまな仮説を立て手探りで奮闘を続けている。
生態を解明するため、昨年12月には動物病院でレントゲン撮影もしたが、肝心の内臓はまったく写っていなかった。今後は鮮明な画像が得られるCTスキャンを使って、内臓の様子を調べてみる方針だ。