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【東日本大震災3年】息子は最期まで精いっぱいやった (4/4ページ)

2014.3.12 10:05

福島県いわき市の豊間地区の追悼式典に出席した工藤功さん(右)弥生さん夫妻=2014年3月11日午後(道丸摩耶撮影)

福島県いわき市の豊間地区の追悼式典に出席した工藤功さん(右)弥生さん夫妻=2014年3月11日午後(道丸摩耶撮影)【拡大】

  • 津波で亡くなった工藤盛人(もりと)さんが小学2年の時に書いたアルバム。「自分の家のことまもります」と書いてある=2014年2月26日、福島県いわき市(道丸摩耶撮影)
  • 津波で死亡した福島県いわき市の工藤盛人(もりと)さん(両親提供)

 ≪「国民皆が心を一つに」≫

 天皇陛下お言葉

 本日、東日本大震災から三周年を迎え、ここに一同と共に、震災によって失われた人々とその遺族に対し、改めて深く哀悼の意を表します。

 三年前の今日、東日本を襲った巨大地震とそれに伴う津波は、二万人を超す死者、行方不明者を生じました。今なお多くの被災者が、被災地で、また、避難先で、困難な暮らしを続けています。さらにこの震災により、原子力発電所の事故が発生し、放射能汚染地域の立入りが制限されているため、多くの人々が住み慣れた地域から離れることを余儀なくされています。いまだに自らの家に帰還する見通しが立っていない人々が多いことを思うと心が痛みます。

 この三年間、被災地においては、人々が厳しい状況の中、お互いの絆(きずな)を大切にしつつ、幾多の困難を乗り越え、復興に向けて懸命に努力を続けてきました。また、国内外の人々がこうした努力を支援するため、引き続き様々な形で尽力していることを心強く思っています。

 被災した人々の上には、今も様々な苦労があることと察しています。この人々の健康が守られ、どうか希望を失うことなくこれからを過ごしていかれるよう、長きにわたって国民皆が心を一つにして寄り添っていくことが大切と思います。そして、この大震災の記憶を決して忘れることなく子孫に伝え、防災に対する心掛けを育み、安全な国土を築くことを目指して進んでいくことを期待しています。

 被災地に一日も早く安らかな日々の戻ることを一同と共に願い、御霊(みたま)への追悼の言葉といたします。

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