サイトマップ RSS

日本人は昔から名刺交換が好きだった 千社札がもつ万事万能万感の力 松岡正剛 (4/5ページ)

2014.4.22 15:05

ゴートクジ本楼の書棚に貼られた千社札と、弓岡勝美のコレクションを野島寿三郎らが構成したピエ・ブックスの『千社札』。千社札はうまく貼ると、どんなところも賑やかに、また色っぽくしていくものだ(小森康仁さん撮影、松岡正剛事務所提供)

ゴートクジ本楼の書棚に貼られた千社札と、弓岡勝美のコレクションを野島寿三郎らが構成したピエ・ブックスの『千社札』。千社札はうまく貼ると、どんなところも賑やかに、また色っぽくしていくものだ(小森康仁さん撮影、松岡正剛事務所提供)【拡大】

  • 【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)
  • 【BOOKWARE_松岡正剛】BOOK_MEETS_BOOK

 【KEY BOOK】「引札:日本広告デザインの夜明け」(田村コレクション/紫紅社文庫、1296円)

 引札(引き札)は、江戸・明治・大正にかけて商店・問屋・仲買・販売元などが、商品や商売の宣伝のために作って撒いたチラシだ。そのルーツは千社札に似たものがあって、一遍上人が「南無阿弥陀仏」の札を配ったことに肖(あやか)ってもいる。江戸時代の引札は三井高利の越後屋が「現金安売り掛値なし」の文句を刷って、十里四方に撒いたのが最初。そうした引札を井原西鶴はおもしろがって、「これぞ商いの手引きなり」と見た。明治以降の引札は恵比須大黒・宝船・竜虎鳳凰・花鳥風月など、めでたい意匠をふんだんにあしらい、産物の土地の風景や千客万来のための文句を加えるようになった。日本の広告意匠の原型だ。

観音の補陀落浄土などの遠い彼方をめざして歩く

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!

ページ先頭へ