ハイチ・首都ポルトープランス【拡大】
マーシャル氏は「彼の障害は大したことはない。彼には(回復する)可能性がある」と判断、3Dプリンターを使った義手の作製に着手した。
米カリフォルニアの自宅に戻ったマーシャルさんはまず、南アフリカの大工、リチャード・ヴァン・アズさんに協力を求めた。アズさんは11年、のこぎり作業中の事故で自分の指数本を切断したのを機に3Dプリンターで義手「ロボハンド」を製作。昨年(2013年)6月には、生まれつき右手の指がない南ア在住の5歳のリアム・ディペナー君に向け、160ポンド(約2万7000円)でロボハンドを製作していた。このニュースを新聞記事で知っていたマーシャルさんは、早速アズさんに連絡をとり、先月(5月)、できたばかりのロボハンドがジョセフ君に届いた。
喜ぶジョセフ君の姿を見て、イワラ技師は「彼の成功例が最も重要な基準となるだろう。『ロボットハンド』で彼もわれわれも幸せになれる」と話した。ジョセフ君は義手に慣れる訓練を続けており、将来的には文字を書くこともできるようになるかもしれないという。