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ふわとろ 懐かしく新しい手作りの味 京都洋食ムッシュいとう (4/4ページ)

2014.6.16 18:35

卵3個を使った「ふわとろオムライス」(700円)。客の眼前で包丁を入れると卵がとろけ出す=2014年5月12日、京都市中京区(恵守乾撮影)

卵3個を使った「ふわとろオムライス」(700円)。客の眼前で包丁を入れると卵がとろけ出す=2014年5月12日、京都市中京区(恵守乾撮影)【拡大】

  • 卵3個を使った「ふわとろオムライス」(700円)。客の眼前で包丁を入れると卵がとろけ出す=2014年5月12日、京都市中京区(恵守乾撮影)
  • チーズがまだ珍しかった約40年前からの看板メニューのひとつ「豚ロース肉の熱々とろとろチーズカツレット」(税込700円)
  • スモーキーな燻香が食欲をそそる「煙もくもくサーモン燻製サラダ」(税込700円)
  • 1週間かけて作るデミグラスソースを使い、国産のバラ肉を煮込んだ「ムッシュいとう自慢のデミグラスソースの土鍋ビーフシチュー」(1200円)。土鍋なので最後は香ばしい食感が楽しめる
  • ついつい最後に注文してしまう「サクサクパイの苺のミルフィーユ」(500円)
  • 夜だけのカウンター席(15席)では、自分で選んだ生パスタを調理・提供してくれる=2014年5月12日、京都市中京区(恵守乾撮影)
  • 「懐かしくて新しい手作り洋食を提供し、京都らしい“100年企業”をめざしたい」と語る、伊藤英彰・代表取締役兼オーナーシェフ=2014年5月12日、京都市中京区(恵守乾撮影)
  • 河原町三条の交差点から少し三条通を東に入ると入り口が見える。鴨川にもほど近い絶好の立地だ=2014年5月12日、京都市中京区(恵守乾撮影)

 約40年前から提供している看板メニューのひとつ「豚ロース肉の熱々とろとろチーズカツレット」は、オーブンで焼いたカツのパリッとした食感と肉のしっとり感に、内部のとろけるチーズがぜいたく。

 洋食の大定番といえる「ふわとろオムライス」は「ケチャップにデミグラスソースを入れ、味に深みを出した」(伊藤氏)のが特徴で「お客様にお出ししてから卵の部分を切り、ふわっと広げる」のだが「古くからの洋食ファンのために、昔ながらのふわっとしない普通のオムライスもありますよ(笑)」と“洋食愛”を忘れない。

 伊藤氏は「最近は洋食店というスタイル自体が少なくなっていますが、うちはこれからも古くて懐かしくて新しい手作り洋食を提供し、京都らしい“100年企業”を目指したいと思います」と抱負を語った。(文:岡田敏一/撮影:恵守乾(えもり・かん)/SANKEI EXPRESS

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