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書物のフェチは文字と紙のフェチ 「束」(つか)と「頁」(ページ)の触感がたまらない 松岡正剛 (1/3ページ)

2014.7.13 16:50

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

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 【BOOKWARE】

 本好きにはいろいろなタイプがいる。書棚をきっちり整頓する者、さまざまな本をあたりかまわず雑然と積み上げておきたい者、雑誌のバックナンバーにこだわる者、やたらに古本に溺れる者、辞書や図鑑に執着している者、応接間だけに分厚い本を飾りたがる者…。いろいろタイプはいるのだが、共通しているのは、みんながみんな「本フェチ」だということだ。

 フェティシズムとはモノやヒトを“物神”にしたがることをいう。もともとは呪物信仰や物神崇拝をさす宗教用語だったのだが、20世紀ではコモディティ一般のフェチもさすようになった。石にも釣り道具にも、万年筆にもガラス器具にもフェチがある。

 本にもそれがおこっている。本フェチの大前提にあるのは、紙が束ねられて綴じてあること、そこに文字(活字)がひそんでページネーションをおこしていること、このこと自体に対するフェチである。つまり「束」と「頁」が好きなのだ。ここまではまちがいない。ところが、ここから各種のフェチが派生した。

じっと黙ったままぼくを待ってくれていた

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