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【広島土砂崩れ】「役に立ちたい」 ボランティア懸命 (2/4ページ)

2014.8.24 07:30

被災現場には多くのボランティアか駆け付け、土砂や瓦礫の撤去作業などに当たった=2014年8月23日午前、広島県広島市安佐南区八木(松永渉平撮影)

被災現場には多くのボランティアか駆け付け、土砂や瓦礫の撤去作業などに当たった=2014年8月23日午前、広島県広島市安佐南区八木(松永渉平撮影)【拡大】

  • 広島県広島市安佐北区、安佐南区
  • 【広島土砂崩れ】2014年8月19日深夜から20日未明にかけて局地的な豪雨に見舞われた広島県広島市安佐南区、安佐北区の広範囲の各所で土砂崩れや土石流が発生し、多数の住宅がのみ込まれた。

 安佐北区の可部小学校の体育館に避難している形部初枝さん(92)は、「高血圧で歩くとふらふらする」と訴えた。

 災害のあった(8月)20日朝、警察官に背負われてここに来た。着替えもなく、一度も風呂に入っていない。降圧剤も服用できていなかったが、ようやく病院に行き2週間分の薬をもらった。「いつまでこの生活が続くか分からない。血圧が安定するか心配」と気をもむ。

 安佐北、安佐南の両区に設けられた16カ所の避難所には、8月22日の時点で最大で約2400人が避難した。高齢者が多いため、各施設で保健師を配置し、健康相談に乗っている。ただ、将来不安を伴う被災生活は過度のストレスをもたらし、急激に体調が悪化するケースも多い。

 一方、被災地には続々とボランティアが支援に駆けつけ、泥やがれきの除去に当たった。

 「近くで困っている人がいるのに自宅でのうのうとしていられない」。土砂で埋まった安佐南区の民家の庭で、近くの会社員、今中正明さん(50)はスコップで土をかき出した。

救助に向かった夫戻らず「一緒に行っていれば」

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