【KEY BOOK】「水木しげるの妖怪事典」(水木しげる著/東京堂出版、2376円)
この手の本はわんさとある。東京堂だけでも『続妖怪事典』『あの世の事典』『世界妖怪事典』『続世界妖怪事典』など。1966年に少年サンデーで妖怪画を連載したのち、『日本妖怪大全』を問うて話題になった。一方、『ゲゲゲの鬼太郎』は水木が手掛けた紙芝居が原点で、65年の少年マガジン『墓場の鬼太郎』連載をへて、3年後に『ゲゲゲ』に改題するとアニメ化が始まって爆発的に当たった。あとは怪人水木の快進撃ばかり。(編集工学研究所所長・イシス編集学校校長 松岡正剛/SANKEI EXPRESS)
■まつおか・せいごう 編集工学研究所所長・イシス編集学校校長。80年代、編集工学を提唱。以降、情報文化と情報技術をつなぐ研究開発プロジェクトをリードする一方、日本文化研究の第一人者として私塾を多数開催。おもな著書に『松岡正剛千夜千冊(全7巻)』ほか多数。
「松岡正剛千夜千冊」(http://1000ya.isis.ne.jp/)