1年半ほどで「NAZO」が立ち上がった。“Narrative Age of ZigZag Opera”の略だ。月の国を出入りする変わった物語の展開のもと、テキストと謎解きとシアター演劇とスマホゲームとが同時にシンクロするという、前代未聞のスタイルの誕生となった。ビジュアル制作はスタジオ4℃に、インターフェース設計はサイトウアキヒロ君に頼んだ。
堀君は大いに歓んでくれただけでなく、このNAZOが解けた参加者に格別の「お宝」をあげたいと言い出して、かなりユニークなご褒美を組み立てた。ぜひ覗いてほしい。腕試ししてほしい。
制作を監修してみて、さまざまな発見があった。第1には、スマホのゲームにはまだまだスタイル開発の余地があるということ。第2に、電子書籍はテキストの羅列である必要はないということ。第3には、物語に入るための画像は高性能であるより、少しプリミティブなほうがいいだろうということだ。
NAZOは発進した。ぼくのアタマのなかには早くも第2弾の難問物語ゲームが浮かんできた。どうも堀君に似てきたらしい。