≪湯煎でといて「トロトロ」スクランブル≫
私たちの暮らしに欠かせない食材、卵。一年中身近にある食材なので、普段あまり旬を意識することはありませんが、実は春は卵(有精卵の場合)が一番おいしくなる時期なのです。ニワトリは厳しい冬の寒さを乗り越えるために、たっぷり餌を食べます。また、冬から春にかけてはあまり卵を産まなくなるので、他の季節よりも長い時間おなかの中にとどまります。この間に栄養が卵の中に蓄積されていくのです。春は新たな生命が生まれいずる季節。キリスト教の復活祭では卵が復活のシンボルですし、日本にも「萌黄(もえぎ)の卵」という言葉があります。
卵の質の見分け方ですが、割った時に黄身と白身が盛り上がり、弾力のあるものがいい卵です。黄身の黄色があまりに強いものは、餌に色が付いていると判断します。
栄養のたっぷり詰まった卵。普段の卵料理を一手間かけてぜいたくな気分でいただきましょう。