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【松田美智子の丸ごと食べちゃう】水から戻せば調味料も少なめに ひじき (1/7ページ)

2015.4.27 16:25

具材たっぷりのまぜごはん(宮崎瑞穂撮影)

具材たっぷりのまぜごはん(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

  • 茎の部分の長ひじき(左)と芽ひじき(宮崎瑞穂撮影)
  • 牛肉とひじきのまぜご飯(作り方1)__ひじきを戻す。たっぷりの水に漬け、5~6分おく。必ず水から戻すこと。固めにもどしたひじきを平ざるなどに広げ、流水で臭みがなくなるまで細かいかすと共に洗い流す。海藻臭さや戻しすぎが美味しくいただけない理由(宮崎瑞穂撮影)
  • 牛肉とひじきのまぜご飯(作り方2)__フライパンにしょうがとごま油を合わせ中火で炒める。香りが立ったら牛肉、水気を切った芽ひじきを加え、さらに炒める。酒、醤油を加え汁気が飛ぶまで炒め、最後ににんじんを加える(宮崎瑞穂撮影)
  • 牛肉とひじきのまぜご飯(作り方3)__[作り方2:料理したひじきや牛肉]を炊きたてのご飯に加えてまぜ、絹さやも加える。好みで粉山椒をかけていただく(宮崎瑞穂撮影)
  • キュウリと油揚げの酢の物(宮崎瑞穂撮影)
  • 長ひじきのマリネ(宮崎瑞穂撮影)
  • ひじきとレンコンのキンピラ(宮崎瑞穂撮影)
  • 料理研究家、松田美智子さん(提供写真)
  • 白扇酒造のみりんと煮きりみりん(提供写真)
  • 伊勢志摩産のひじき(提供写真)

 ≪コリッとした食感 小気味よい≫

 日々のお総菜を支える「ひじき」。日本では縄文時代から食べられてきたと言われる海藻です。私たちが普段お目にかかるのは乾物に加工されたものですが、生のひじきが採れるのは3~4月ごろです。そのままでは渋くて食べられないため乾物にしますので年中ストックしておけますが、“旬”を知っておくのも食文化を未来へとつないでいくためにも、有意義ではないかと思っています。

 牛乳の約10倍以上とされるカルシウムや、ゴボウの約7倍の食物繊維、さらには鉄分もたっぷり含まれるひじき。でも、海藻独特の匂いが苦手で敬遠してしまっている方も多いのでは。匂いを取り除くには、下ごしらえが肝心です。まず、ひじきを戻すときは必ず水から。乾物を戻すときはぬるま湯にしてしまいがちですが、香りを大事にしたいものはお湯、臭みを取りたいものは水から戻すと覚えておくといいと思います。指で触って8分目ぐらいまで戻ったら、ざるにあけて流水にさらすこと。これで海藻独特のヨード臭さを取り除くことができます。匂いが残っていると、臭みを消そうとついつい調味料を入れすぎてしまいますが、これなら必要最小限の調味料ですみます。

芽ひじきで春のまぜご飯

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