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【USA! USA!】(19)ウィリアムズバーグ&チャールストン 英植民地時代の歴史伝える町 (4/4ページ)

2015.5.5 11:00

18世紀の町並みを再現した博物都市「コロニアル・ウィリアムバーグ」の目抜き通りにはコロニアル様式の建物が並び、英国旗のユニオンジャックが立てられていた=2014年11月27日、米バージニア州ウィリアムズバーグ(早坂洋祐撮影)

18世紀の町並みを再現した博物都市「コロニアル・ウィリアムバーグ」の目抜き通りにはコロニアル様式の建物が並び、英国旗のユニオンジャックが立てられていた=2014年11月27日、米バージニア州ウィリアムズバーグ(早坂洋祐撮影)【拡大】

  • 住民を演じる人たちは18世紀当時の服を着て、イギリス訛りの英語を話す。数十家族が実際にこの町で生活している=2014年11月27日、米バージニア州ウィリアムズバーグ(早坂洋祐撮影)
  • オーク(樫)の木が生い茂り、米国の南部らしい独特な雰囲気を持つマグノリア・プランテーション。18世紀末に綿花栽培などで栄華を極めた大農園の豪邸が残る=2014年11月30日、米サウスカロライナ州チャールストン(早坂洋祐撮影)
  • ホワイトポイント公園に置かれている古い大砲で遊ぶ子供たち。市内では、南北戦争の名残がいくつも見られる=2014年11月30日、米サウスカロライナ州チャールストン(早坂洋祐撮影)
  • 奴隷市場だった建物を利用した博物館に展示されている奴隷の足かせ。17世紀から19世紀にかけて黒人奴隷はプランテーションの貴重な労働力だった=2014年11月29日、米サウスカロライナ州チャールストン(早坂洋祐撮影)
  • 18~19世紀の建物が残る市内を、観光客を乗せて走る馬車=2014年11月29日、米サウスカロライナ州チャールストン(早坂洋祐撮影)
  • チャールストン沖のサムター要塞で、サウスカロライナ州旗や南部連合旗などの説明を読む観光客=2014年11月29日、米サウスカロライナ州(早坂洋祐撮影)
  • 米バージニア州ウィリアムズバーグ、米カロライナ州チャールストン
  • 知られざるアメリカを紹介する公式ガイドサイト。ディスカバー・アメリカ(提供写真)。www.discoveramerica.jp

 これらの建築物が残されたのは20世紀初頭の市民らによる保全運動がきっかけ。1931年には、米国初の歴史的環境の保全条例が制定され、歴史地区内の建造物の改変や取り壊しが規制された。さらに、1975年から現在まで市長を務めるジョセフ・ライリー氏は都市デザインを優先する政策をとり、高さ規制や広告の制限などを通じて街の価値を高めてきた。

 チャールストンを訪れる観光客数は年間400万人。100年にわたる保存活動によって、町は300年にわたるアメリカの歴史を伝える魅力的な観光都市に育て上げられていた。(写真・文:写真報道局 早坂洋祐/SANKEI EXPRESS

 【ガイド】

 ■知られざるアメリカを紹介する公式ガイドサイト。ディスカバー・アメリカ www.discoveramerica.jp

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