道民のイメージは、そこに行き着いてしまうのか、と苦笑いしつつ、あながち間違っていないかも、とも思いました。なぜなら実際私にも、そんな経験があったからです。猛吹雪の中で「ああ、ここで死ぬんだ」と覚悟を固めたことが。
好天が一変、吹雪に
それは私が小学生のとき。3年生だったかと思います。冬休みに入って間もなくだった気がしますが、もしかしたら年が明けていたかもしれません。
今、そういうイベントがあるかどうかは知りませんが、当時私が通っていた小学校には、夏休みは臨海学校、冬休みは林間学校なる催しがありました。長期休暇中の数日、自然の中で遊びながら集団生活をする、といったようなものです。私は内弁慶で、修学旅行ですら苦痛でしたから、一度も参加したことはないのですが、優等生でかつ社交的な私の姉は、しばしば申し込んでいました。
その年の冬休みも、姉は林間学校に参加することになっていました。しかし、出発直前に歯医者へ行く必要が生じ、参加者を乗せたバスの発車時刻に間に合わないという事態になりました。そこで父が歯の治療を終えた姉を自家用車に乗せ、直接林間学校の場所へ送ることになったのです。