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子供心に覚悟した「死」の感覚 乾ルカ (4/5ページ)

2015.6.1 19:05

近所の田舎道。消失点が見えそうなこの道、昔は散歩でたまに歩きました=2015年5月24日、北海道札幌市(乾ルカさん撮影)

近所の田舎道。消失点が見えそうなこの道、昔は散歩でたまに歩きました=2015年5月24日、北海道札幌市(乾ルカさん撮影)【拡大】

  • 友だち犬のシュウちゃんと一緒にご満悦の乾家の愛犬・まる(左)が札幌の風景をご紹介。まるはシュウちゃんが大好きで、舎弟のように従っています。人間には従わないことがあるのに…!=2015年5月11日、北海道札幌市(乾ルカさん撮影)
  • 「死ぬかと思った」(林雄司(Webやぎの目)編/アスペクト、1000円+税、提供写真)
  • 【本の話をしよう】作家、乾ルカさん=2月15日(提供写真)

 危機体験とシモ関係

 峠を越え、大きな川にかかるどこかの橋を渡ると、それまでのことが嘘のように天気は好転しました。吹雪の中で死なずに済んだことに、ただただ私は安堵(あんど)し、助手席でぐったりしました。

 今思うと、停まらなかった父が正解でした。あんなところで停車していたら、それこそ凍死、あるいは追突されていたでしょう。それにしても怖かった。今までの人生の中で、一番怖かった吹雪体験です。

 で、どうしてこんなことを書いているかというと、先日部屋の整頓をしていたら、本棚の奥から林雄司(Webやぎの目)編『死ぬかと思った』が出てきたからです。この本は肉体的、精神的に「死ぬかと思った」ことで、自分自身折り合いがついている経験の投稿集です。懐かしくてつい読み直してしまいました。

 それにしても、この本に収められた体験談の中に占めるシモ関係の比率たるや。人間、笑いとばせる「死ぬかと思った」事柄は、どうしても尾籠(びろう)な方面に傾いてしまうようです。(作家 乾ルカ/SANKEI EXPRESS

作家 乾ルカ略歴

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