着物が好きで今回の舞台でも着る。プライベートでは「なかなか着る機会がなくて」と苦笑いする段田(だんた)安則さん=2015年5月18日、東京都世田谷区(長尾みなみ撮影)【拡大】
以前、世界の名画を紹介するテレビ番組の司会を務めたことがあり、今もたまに美術館に足を運ぶ。ただ実際に絵を描くことについては、小学生のころ「シロクマを描いて、教室に張り出してもらったことがあるくらいで下手です」と苦笑い。
還暦を前に、改めて舞台の面白さを感じるようになった。海外の名作戯曲から日本の古典まで、やってみたい役は多い。「ただ(演技の)幅が狭くて『何やっても同じじゃないのキミ?』って、自分でよく突っ込むんですけど。年をとってこそできる仕事をやってみたい。それが俳優のいいところでもある」
6月5日~7月5日、東京・世田谷のシアタートラム。問い合わせは世田谷パブリックシアターチケットセンター(電)03・5432・1515。(文:藤沢志穂子/撮影:長尾みなみ/SANKEI EXPRESS)
■だんた・やすのり 1957年1月24日生まれ、京都市出身。立命館大学文学部日本文学専攻を中退後、劇団青年座付属の青年座研究所に入所。81年に卒業、野田秀樹が主宰していた劇団「夢の遊眠社」に入団。92年の解散まで主力俳優として活躍。その後も活動の幅を広げ、直近の出演作はドラマ「64(ロクヨン)」、舞台「三人姉妹」、映画「ギャラクシー街道」(10月公開)など。