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日本サッカー 「最悪の週末」 北朝鮮に逆転負け (3/4ページ)

2015.8.5 11:10

歓喜に沸く北朝鮮イレブンの向こうで、バヒド・ハリルホジッチ監督は悄然とベンチを立てないままでいた=2015年8月2日、中国・湖北省武漢市の武漢体育中心(彦野公太郎撮影)

歓喜に沸く北朝鮮イレブンの向こうで、バヒド・ハリルホジッチ監督は悄然とベンチを立てないままでいた=2015年8月2日、中国・湖北省武漢市の武漢体育中心(彦野公太郎撮影)【拡大】

  • 後半途中、パク・ヒョンイル(20番)の投入が流れを変えた=2015年8月2日、中国・湖北省武漢市の武漢体育中心(中井誠撮影)
  • 拳を握り、顔を覆い、膝に手をつき、ただただうなだれ、それぞれの表情で日本代表のイレブンは悔しさを露わにした=2015年8月2日、中国・湖北省武漢市の武漢体育中心(共同)
  • 前半3分、武藤雄樹(右)の先制点は、代表デビュー最短時間得点の日本記録だった=2015年8月2日、中国・湖北省武漢市の武漢体育中心(彦野公太朗撮影)
  • 試合開始早々、武藤航(わたる、右)のアーリークロスが先制点を呼んだ=2015年8月2日、中国・湖北省武漢市の武漢体育中心(共同)

 ≪30年続くパターン いまだ特効薬見えず≫

 負けるはずのない北朝鮮に逆転負け。一体、何が起きたのか。構図は単純、簡単である。

 試合開始早々、右サイドに入った遠藤航(湘南)のアーリークロスに2列目からニアサイドに駆け込んだ武藤雄樹(浦和)が合わせて前半3分の先取点。誰もが楽勝、大勝を予想した。

 ここからいつもの決定力不足だ。トップに張った川又堅碁(かわまた・けんご、名古屋)はゴール正面でフリーになりながら得意の左足に持ち替えてGK正面。宇佐美貴史(G大阪)は左45度からカットインで右隅を狙う得意の形がGKに阻まれ、永井謙佑(けんすけ、名古屋)もフリーでパスを受けながらトラップしてGKとDFに間合いを詰められた。

 こうした展開がまず守備陣をいらいらさせる。

 北朝鮮の攻撃は、開き直ったようにシンプルだった。自陣に誘い込んでボールを奪取し、前線にアバウトに蹴り込む。日本のセンターバック、森重真人(まさと、FC東京)、槙野智章(ともあき、浦和)もよく競り勝ち続けたが、酷暑の武漢でいつまでも緊張は続かない。

「2メートルの選手」 190センチの新鋭パク・ヒョンイル

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