【ねじって頭を膝につけるポーズ】
体を前屈するだけでなく、ねじる動作を加えることで脇腹を強く刺激します。肋骨(ろっこつ)が開いて広がる感覚と、腹部が圧迫され収縮する感覚のバランスを保ち、内臓に刺激を与えます。胃や腸、肝臓、腎臓の働きを活性化させるポーズです。
〔1〕左足を伸ばし、伸ばした左足のももの内側に右足の裏をつけるように右膝を曲げて座る。
〔2〕左腕を伸ばし、伸ばしている左足の上を滑らせるように上半身を傾け心地よいところでとめる。
〔3〕右腕を頭の上から顔の横に下し、右側の肋骨が優しく開いていくのを感じる。右腕ごしに天井を見つめ、ゆっくり呼吸をする。反対側も同様におこなう。
暑い日が続くと、どうしても冷たいものをたくさん摂取してしまいがちです。体の内側が冷え、内臓の血流が悪くなり機能が低下します。
夏場の代表的な症状として、大腸の機能が低下する「むくみ腸」という症状があります。正常な大腸内では、腸壁を通して便に含まれる水分を吸収するのですが、機能が低下すると水分がきちんと排出されず腸がむくんでしまいます。顔や足だけでなく、腸のむくみもしっかり解消していきましょう。