そうそう、ビールのおつまみにぴったりなのにも理由があるんです。枝豆のタンパク質に含まれるアミノ酸の一種「メチオニン」はビタミンB1、ビタミンCとともにアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれるため、飲み過ぎや二日酔いを防止する働きがあります。
土鍋でゆでて 引き立つ甘み
まずはおいしいゆで方を。枝から外されているものは乾燥しているので、さやの片側をチョンと切って、塩水に漬けてください。ベストは枝付きのものを選ぶことです。また、塩もみをすることで薄毛が取り除かれ、食べやすく色味もよくなります。
ゆでるのは土鍋がやっぱりおいしい! 甘みが引き立つんですね。さやがはじけたところでサッと引き上げ、うちわなどであおいで粗熱を取ってください。シンプルだからこそ、一手間かけて最高のおいしさを引き出したいものですね。
枝豆ですが、余ったらお酢とおしょうゆに漬けてみてください。酢が枝豆のうまみを引き立てて、手が止まらないおいしさなんです。味の濃い方がお好きな方は、一晩漬けても。ご飯に混ぜたり、サラダのトッピングとしても活躍してくれます。ショウガのみじん切りや梅干しを刻んで入れてもまた違った印象になりますよ。