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【松田美智子の丸ごと食べちゃう】良質の脂肪酸、小骨までおいしく マイワシ (1/7ページ)

2015.6.8 16:40

ピーンとそりかえったものは新鮮な証拠。今にも泳ぎ出しそう!(松下二郎さん撮影、提供写真)

ピーンとそりかえったものは新鮮な証拠。今にも泳ぎ出しそう!(松下二郎さん撮影、提供写真)【拡大】

  • オイルサーディン(松下二郎さん撮影、提供写真)
  • オイルはひたひたになるまで注いで。小型のイワシの場合は、水やスープでわるとふっくら仕上がる(松下二郎さん撮影、提供写真)
  • 生姜煮(松下二郎さん撮影、提供写真)
  • 料理研究家、松田美智子さん(提供写真)
  • 頭と内臓を取ったイワシを、背骨に指を添わせて開く(松下二郎さん撮影、提供写真)
  • 背骨が浮いてくるので、外す(松下二郎さん撮影、提供写真)
  • 口当たりをよくするため、キッチンペーパーなどで抑えながら皮をはがす(松下二郎さん撮影、提供写真)
  • 岩石揚げとつみれのたねは、できればすり鉢であたって。ちょうどよく骨の食感が残る(松下二郎さん撮影、提供写真)
  • つみれ汁(松下二郎さん撮影、提供写真)
  • 岩石揚げ(松下二郎さん撮影、提供写真)
  • 生アンコールペッパー。珍しい生タイプの塩蔵ペッパー。豊かな香りと辛みが最高!(松下二郎さん撮影、提供写真)
  • カステル・ディ・レゴ_エクストラ・バージン・オリーブオイル。オイルサーディンに使ったのがこちらのオリーブオイル。くせがなく風味がよいので、調理用にぴったり=2015年5月31日、東京都千代田区(川口良介撮影)

 ≪「手開き」なら包丁いらず≫

 どうです、今にも泳ぎ出しそうなこのマイワシ。梅雨が始まるこの時期に脂が乗り、型も大きくなるイワシを丸ごといただきましょう。

 イワシ(鰯)の名は、「弱し」から転じたと言われています。イワシの稚魚のほとんどが他の魚に食べられてしまうからなのだそう。また、鮮度落ちが早いためという説もあります。

 つやが新鮮な証拠

 イワシは青背魚の代表。良質のアミノ酸、タンパク質も豊富ですが、注目すべきは良質の脂肪酸です。動脈硬化を防ぎ、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らすEPAとDHAを多く含んでいます。また、カルシウム、リン、マグネシウムも豊富。成長期の子供、中高年の方におすすめの食材です。

 おすすめのイワシは、太って丸みを帯びたもの。ぬめっとした感触のものがいいです。細く硬いものは脂が乗っていません。つやのないもの、脂焼けしやすいので色合いの鈍いもの、黄色みがかったものは避けましょう。

 イワシのうれしいところは、丸ごと食べられるところ。頭と尻尾を落としてワタを取るだけで、小骨までおいしくいただけます。ちなみに鮮度がいいイワシはウロコが残っていますので、包丁の刃先で尻尾から頭の方へとなでるようにそぎ、はがしてください。

梅とショウガで風味よく

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