【三日月のポーズ】
このポーズは、閉ざしてしまった心を再び開くように腰を反らせ、胸を開放するポーズです。人の心と体のリズムは月の満ち欠けと密接に関わっています。昨日9月13日は新月。新月を境に徐々に月が満ちていくように、心身ともに活動的になります。夏の火照った気持ちを静め、歩みを進めるポジティブな気持ちに変えることができるでしょう。
〔1〕膝立ちの状態から片方の足を前に踏み出し、かかとの真上に膝がくるように膝の角度を調整する。
〔2〕もう片方のももの付け根から膝までを気持ちよく伸ばせる位置まで、床に着いている膝を後方へスライドさせる。さらに足首から足の甲、つま先にかけて伸ばしていく。
〔3〕上半身を腰骨のカーブに合わせるように、胸を天井に突き上げ上体を反らす。バランスが取れるようであれば、両腕を高々と頭上に持ち上げ手のひらを合わせる。反対の足を前にして同様に行う。
ほとんどの方が、腰や股関節周辺が硬い状態です。このポーズを取った際、骨盤がゆらゆらして上半身が不安定になります。潮の満ち引きにも似た揺れを楽しむように骨盤を緩め、全てを受け入れるように胸を開きます。上半身が三日月形に弧を描き、腰や背中についてしまったぜい肉をすっきりさせる効果が期待できます。