世界を驚かせているのはフッカー堀江翔太(29)のスキルだろう。第1列の選手とは思えぬ走力、変幻自在のノールックパス。山田の負傷の玉突きでフランカーも務めたが、彼ならハーフもセンターも務まるだろう。
熱烈ファンの人気トップはロックの大野均(37)だ。国内最年長代表出場の記録を更新し、なお旺盛な闘争心とスタミナは衰えない。ただ一人、飲酒を許され、エディーに「飲んでもプレーに影響しないのは均ちゃんを含め世界に3人だけ」といわせたジャパンの象徴だ。
田中史朗(30)、小野晃征(こうせい、28)のハーフ団は日本の執拗(しつよう)な連続攻撃を支えた。世界に戦いを求めて日本を巣立った田中と、日本のために帰国したニュージーランド育ちの小野のコンビが、列強の守備を混乱させている。
ツイ・ヘンドリック(27)やホラニ龍コリニアシ(33)、そして切り札アマナキ・マフィ(25)の突進も世界の脅威となっている。
そして彼らがエディーとリーチの下で一団となれることこそが日本の最大の強みである。(EX編集部/撮影:山田俊介、ロイター、AP、ゲッティ=共同/SANKEI EXPRESS)