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【ラグビーW杯】日本、敗退も有終の勝利 最強の敗者 達成感と悔しさ (2/3ページ)

2015.10.14 09:30

米国を破り、試合終了後に抱き合う五郎丸歩(ごろうまる・あゆむ、右)とアマナキ・レレイ・マフィ=2015年10月12日、イギリス・グロスター(山田俊介撮影)

米国を破り、試合終了後に抱き合う五郎丸歩(ごろうまる・あゆむ、右)とアマナキ・レレイ・マフィ=2015年10月12日、イギリス・グロスター(山田俊介撮影)【拡大】

  • 後半、ペナルティゴール(PG)を決める五郎丸歩(ごろうまる・あゆむ)。1次リーグで1位の13PGを決めた右足は世界を驚かせた=2015年10月11日、イギリス・グロスター(山田俊介撮影)
  • 突進する畠山(はたけやま)健介=2015年10月11日、イギリス・グロスター(山田俊介撮影)
  • 後半、トライを決めるアマナキ・レレイ・マフィ=2015年10月11日、英国・グロスター(ロイター)
  • 試合終了後、笑顔で選手を労うエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ=2015年10月11日、英国・グロスター(山田俊介撮影)

 苦境でさえたのは指揮官の采配だった。直感に基づいて初出場させたWTB藤田はボールを追って見せ場をつくり、トライも挙げた。ナンバー8のホラニは持ち前の好タックルで要所を締め、途中出場のマフィもトライを決めた。世界的名将の期待に、それぞれが応えた。

 激情家でもあるジョーンズHCの就任以降、ときには理不尽に怒られながら、選手は猛練習を耐え抜いてきた。プロップ畠山は「思い返すとつらいことばかり。それでも4年間頑張ってきた」と目を真っ赤にした。最後の指揮を終えたジョーンズHCは「彼らはヒーロー。日本のラグビーを変えた。きょうは私ではなく、選手の日」と、優しい言葉で奮闘をたたえた。

 ≪存在感誇示も「心は曇り空」≫

 五郎丸の目に自然と涙があふれ出た。「マン・オブ・ザ・マッチ(最優秀選手)」に選ばれた米国戦後、何度も言葉に詰まった。右足に期待を託され続けた背番号15は、勝っても準々決勝に進めない現実に「悔しさの方が大きい」と漏らした。

「曇り空みたいな感じで達成感はない。ゆっくり考えたい」

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