子供心にもおいしそう
食欲を刺激するのは、なにも画像や音(特に麺類をすする音)だけではありません。子供向けの絵本からして、飯テロは始まっています。たいていの方は『ぐりとぐら』((1)中川李枝子文、大村百合子絵)を読んでカステラを食べたくなった記憶があるのではないでしょうか。児童書になると、私個人としては『大草原の小さな家』((2)ローラ・インガルス・ワイルダー作、ガース・ウィリアムズ画、恩地三保子訳)シリーズが忘れられません。豚の尻尾の丸焼きや、雪で固めるメープルシロップ飴に唾液腺が痛くなりました。『大どろぼうホッツェンプロッツ』((3)オトフリート・プロイスラー作、中村浩三訳)シリーズでは、どろぼう料理に興味をひかれました。ベーコンたっぷり、玉ねぎたっぷり、にんにくがさらにさらにたっぷり…うーん、素晴らしい。当時は玉ねぎが食べられなかったのに、読んだらあまりにおいしそうだったので、自分で作ってみたりもしました。
というわけで、おいしそうな食事が出てくる本は枚挙にいとまがありません。