エジプト・シナイ半島に墜落したロシア機の残骸を調べる軍関係者ら=2015年11月2日(AP)【拡大】
ハモンド氏は4日夜、キャメロン首相が招集した対策会合の後、機内に持ち込まれた爆発物が原因になった「かなりの可能性」があると述べていた。その上で、シナイ半島南部シャルムエルシェイクへの英旅客機乗り入れを停止すると表明、渡航を控えるよう国民に呼び掛けた。
アイルランド航空当局も4日、シャルムエルシェイクへの運航を当面取りやめると発表。エールフランスなどはシナイ半島上空の飛行を回避しているが、国として運航を停止したのは初めて。
ロイター通信によると、エジプト筋も4日、墜落原因は恐らく爆発だとし「墜落現場の砂も科学的に調べる」と語った。
≪現場の砂を分析 物証発見が焦点≫
エジプト北東部シナイ半島で発生したロシア機墜落で、ハモンド英外相や米当局者が原因は爆発物である可能性に言及、イスラム過激派によるテロ説が強まった。出発地の空港のセキュリティーに不備があったのではないかとの疑念も浮上する。ただ、不明な点も多く、爆発物の痕跡など具体的な物証を発見できるかどうかが今後の原因調査の焦点となりそうだ。