エジプト・シナイ半島に墜落したロシア機の残骸を調べる軍関係者ら=2015年11月2日(AP)【拡大】
「シナイ州」再び声明
ただ、一方で「機体の特に後部に問題があった可能性もあり、結論を急ぐべきでない」(米下院情報特別委員会所属の議員)との意見もある。
エジプト筋も、爆弾なのか機体トラブルなのかは不明だが、墜落原因は爆発とみられるとしており、爆発物が使われたかどうかを調べるため墜落現場の砂を分析する方針だ。
シーシー氏は3日、「イスラム国」傘下の「シナイ州」を名乗る組織が10月31日に公表した犯行声明について「プロパガンダだ」と一蹴したが、この組織は4日、挑戦状を突き付けるかのように2度目の声明を出した。「おまえたちの調査結果を示してみるがよい。そして、われわれが墜落させたのではないと証明してみろ」(共同/SANKEI EXPRESS)
■エジプトのロシア機墜落 10月31日早朝、エジプト北東部シナイ半島のシャルムエルシェイクからロシアのサンクトペテルブルクに向かっていたロシアの航空会社「コガリムアビア」運航エアバスA321(乗客乗員224人)が離陸直後にレーダーから消えた。シナイ半島での墜落が確認され、ロシア政府は全員が死亡したと発表。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が犯行声明を出したが、エジプト、ロシア両政府は墜落原因を特定していなかった。