初めて原作本を読んだスワンクはケイトの人物像について、「きっと百パーセント自分らしい状態ではいられない人生を送ってきたのでしょう。私はそんなイメージを持ちました。ケイトは自分が生きたい本来の生き方ではなくて、周囲から求められている生き方のイメージに合わせてきたのです」と解説した。長年、強い信念を持ち、トップ女優として激しい競争を勝ち抜いてきたスワンクからみれば、ケイトは自身の対極にあるような別世界の人物像なのかと思いきや、必ずしもそうではないようで、「常に他人を優先に考え、自分がしたいことをあきらめてしまうことも多いのがケイト。ただ、多かれ少なかれ、人間にはそういうところがあるもので、私はケイトのそんな部分にはすごく共感できました」とも語った。
夫の浮気を知ったケイトの家出をベックが手伝ったことから、はじめはぎくしゃくしていたケイトとベックの関係は本音で語り合える友情へと変わっていく。「ベックと出会うことで、ケイトはやっと百パーセントありのままの自分を見てもらうことができました。この物語でもっとも美しいなと思った部分です」