本作ではプロデュースも担った。「脚本が持ち込まれた後、即座に『プロデュースもやってみたい』と自分の気持ちを伝えました。ケイトは逆境にありながらもベックと美しい友情を育み、ともに成長していく。そんな姿に魅せられてしまったのです。プロデュースできるチャンスに飛びついた-というのが実感です」。プロデュースの面白さに関しては、「脚本家選び、監督選び、映画作りのあらゆる面、すべてのプロセスに関わることができます。俳優の仕事よりも、さらにクリエーティブな工程にかかわることができるわけです。それを経験してみると、俳優の仕事は、映画作りの企画という枠組みの中では小さな役割にすぎません」。俳優としての役割を超え、映画作りの新たな楽しみ方を覚えたスワンクは、これぞといういい物語に巡り合えたら、またプロデュースに挑戦したいと意欲を燃やしている。11月7日、全国公開。(文:高橋天地(たかくに)/撮影:宮崎瑞穂/SANKEI EXPRESS)