続いて足を向けたのは、地元住民に最も愛されているという「ロサンゼルス郡立美術館」だ。通称「LACMA」と呼ばれるこの美術館には8つの展示室があり、欧米や東洋の10万点を超えるアート作品を収蔵。現代美術のほか写真や彫刻も充実し、またコンテンポラリーの大型オブジェなども少なくない。
翌日は、朝からパサデナを目指した。滞在していたハリウッドから30分ほど車を走らせると、目の前に常緑樹の森が広がる。中世ヨーロッパを思わせる橋を渡ると、そこは高級住宅街パサデナのオールドタウン。街全体が上品な雰囲気に包まれ、しゃれたレストランやショップが多く集まるエリアだ。オールドタウンの入り口近くにあるのが「ノートン・サイモン美術館」だ。大富豪、ノートン・サイモンがパサデナ美術館を買い取り、自らの西洋美術コレクションなどを加えて1924年に、オープンした。エントランスに続く小道でロダンの名作が出迎える落ち着いたハイセンスなギャラリーだ。