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軽減税率 「食料品全般」で最終調整 政府・与党 財源1兆円、導入時から (2/4ページ)

2015.12.10 08:00

与党税制協議会に臨む(手前左から)自民党の高村(こうむら)正彦副総裁、野田毅(たけし)税制調査会最高顧問、宮沢洋一同調査会長ら=2015年12月8日午後、東京都千代田区(代表撮影)

与党税制協議会に臨む(手前左から)自民党の高村(こうむら)正彦副総裁、野田毅(たけし)税制調査会最高顧問、宮沢洋一同調査会長ら=2015年12月8日午後、東京都千代田区(代表撮影)【拡大】

  • 軽減税率をめぐる自民党相関図=2015年12月9日現在

 軽減税率をめぐっては、導入に積極的な公明党が対象品目を1兆円規模の財源が必要な「生鮮食品と加工食品」にするよう主張。自民党はこれに難色を示し、導入当初は財源が約3400億円で済む「生鮮食品」に絞った上で段階的に拡大する案を示し、協議は平行線をたどっていた。

 これに関連し、政府高官は9日、対象品目について「梅干しやノリ、豆腐、納豆が含まれないのはおかしい」と記者団に語り、加工食品を含めるべきだとの認識を示した。来夏の参院選での選挙協力を見据え、公明党に配慮した発言とみられる。

 ≪参院選にらみ 自民党内にしこり≫

 2017年4月の消費税再増税と同時導入する軽減税率をめぐり、首相官邸と自民党執行部との対立が先鋭化している。菅義偉(すが・よしひで)官房長官らは来年夏の参院選での選挙協力をにらみ、公明党の主張に沿って対象品目を拡大するよう主張。自民党の谷垣禎一(さだかず)幹事長らは財政規律を守る観点から「導入当初は生鮮食品が基本」との立場を譲らない。自民党内のしこりは、しばらく尾を引きそうだ。

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