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お父さん、あれが冬のオリオンです! 冥王星の名付け親だった野尻抱影が残した夢 松岡正剛 (3/4ページ)

2015.12.27 10:30

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

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 【KEY BOOK】「星と伝説」(野尻抱影著/偕成社文庫、756円)

 抱影翁は早稲田でラフカディオ・ハーンの講義を受けて東西文学に親炙(しんしゃ)することを決めた。すでに少年時代に「ずうっと星を見る」と決めていたから、これで星と文学と伝説がつながったわけだ。ハーンのお母さんがギリシア人だったこともあって、ギリシア神話にも没頭した。その成果が本書になった。この本は中公文庫にもなっているが、偕成社のものは総ルビなので子供にも勧められる。講談社学術文庫に入った『星の神話・伝説』とも併せたい。

 【KEY BOOK】「日本の星― 星の方言集」(野尻抱影著/中公文庫、1028円、在庫なし)

 抱影翁が星の和名を集め出したのは大正末年だ。ラジオ番組でも星の話をしていたので全国にも呼びかけた。やがて各地に埋もれていた星の和名と由来が集まってきて溢れるほどになり、それを一つひとつ丁寧に分類し、系統だてた。たとえば北斗七星は「剣先星」「舵星(かじぼし)」「四三(しそう)の星」などという。それらを星の民俗学のように集成したのである。ぼくが14年前に千夜千冊に採り上げたのが、この本だった。

『星と東西民族』『星と東方美術』

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