絶対にいい車を作る! ホンダ技術陣がベスト尽くした「アコードHV」 (2/9ページ)

2013.8.4 18:00

  • 6月21日に発売したアコードHV。新開発のハイブリッドシステムで高い燃費性能を実現した
  • アコードHVのエンジンルーム。ホンダの技術の粋が詰まる
  • 企業や官公庁向けにリース販売するプラグインハイブリッド車「アコードプラグインハイブリッド」の充電の様子
  • アコードHVの開発を担当した開発チーム。(左から)奥本敏之主任研究員、島田裕央主任研究員、二宮亘治主任研究員、浦井芳洋主任研究員
  • ハイブリッド仕様になった新型アコードを発表するホンダの伊東孝紳社長=20日、東京都渋谷区
  • ホンダが6月21日に発売した「アコードHV」=6月20日、東京都渋谷区(古川有希撮影)
  • アコードハイブリッド(提供写真)


アコードHVの運転席の各種操作ボタンなど

アコードHVの運転席の各種操作ボタンなど【拡大】

 二宮研究員は「アコードHVの開発にあたっては、エンジンやデザインなどの部門ごとに目標を設定させた。特に重要だったのが、圧倒的な燃費性能を実現するためのハイブリッドシステム。この開発責任者を務めた島田裕央主任研究員が打ち立てた目標が「世界最高の効率のハイブリッドシステムを製造する」ことだった。

 「競合他社と似たものを作るのはホンダの文化が好まない」(島田主任研究員)。念頭に置いたのはHVで先行するトヨタ自動車のシステムとの差別化だ。「独自のものを作ろうと最初からみんな張り切っていた」と振り返る。

 トヨタと同様に走行用と発電用の2つのモーターを搭載するシステムながら、トヨタがエンジンとモーターの配分を常に最適に制御するのに対し、ホンダはあくまでモーターを動力の主体と位置付けた。低速走行中はエンジンを止めたままモーターで走行。加速時やバッテリー容量が少なくなるとエンジンで発電し、加速や充電に利用する。高速走行時にはエンジンだけで駆動させる。それらをバッテリー残量などの環境変化に応じて巧みにマネジメントする。

「スイートスポット」に自動的に近づける技術の導入に成功

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!