2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相(酒巻俊介撮影)【拡大】
IOCのトーマス・バッハ会長はなかなか腹のある人で、6月のローザンヌでの理事会では「メーン会場の話はしないで結構です。私は日本の仲間を信じている」と武士の情けをかけてくれた。理事たちも何も言わずに我慢してくれたが、次も決まらないと一悶着(もんちゃく)あるよ。各国にいろんな日本の新聞情報が入ってみんな心配してるんだから。
次のIOC総会できちんと報告できなかったら契約違反になる。無責任な評論家は「そんな競技場がなくても五輪はできる」とか言うけど、これはメンツの問題でもあるんです。
さて屋根の問題もある。
ラグビーもサッカーもグラウンドに雨が降っても別に構わない。問題は屋根が開いたままだったらコンサートや文化行事ができないということなんです。
日本武道館は一度も赤字を出したことはないのはなぜか。コンサートで7~8割の運営経費をまかなっているからだ。東京ドームもEXILEなんかのコンサートをやってる。屋根がないと騒音問題が出て、環境問題になる。