新国立競技場 森喜朗元首相「センチュリーが来て…ラグビーだけ降ろされた」 (3/10ページ)

2015.7.23 21:04

会見する東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長=22日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ(栗橋隆悦撮影)

会見する東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長=22日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ(栗橋隆悦撮影)【拡大】

  • 会見する東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長=22日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ(栗橋隆悦撮影)
  • 自身の書いた揮毫の横で笑顔を見せる東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長(左)=22日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ(栗橋隆悦撮影)
  • 会見する東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長=22日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ(栗橋隆悦撮影)
  • 会見する東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長=22日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ(栗橋隆悦撮影)
  • 会見する東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長=22日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ(栗橋隆悦撮影)

 しかし、やりにくいのは、組織委員会の会長もラグビー協会の会長も森だということが、ことさら事柄をこんがらがらせてしまったという面があるのかもしれない。ただ、組織委員会は決して競技場を造ったり、競技場を運営したり、そういう役割ではないということだ。われわれの仕事はアスリートがつつがなくプレーができて、そのプレーができる場所をちゃんと造り上げて、選定して、いい会場を設営することだ。新国立競技場はわれわれは利用させていただく立場だということだ。私どもとしては決して愉快な話ではないわけであります。

 組織委員会がスタートして1年半がたった。いま、総勢で380人くらいいる。これはどんどん増えていく。東京五輪は5年後の7月24日が開幕となるから、今月24日にセレモニーを予定している。大会のエンブレムの発表もそのときに行う。このエンブレムをつくると、国際社会の全部の商標権と抵触しないか調べないといけない。この作業も大変なことだ。それがだいたいOKとなって、採用することに決めた。そして、最初に見ていただくのは首相だろうということで、私が担当した。それがちょうど(今月)15日、安全保障関連法案で国会でがちゃんとやった日になって、安倍さんはそれを見るどころじゃなかった。そのときは『ああ、いいねえ』くらいのことであまり感動を示さなかったような気がする。『すごいなあ』くらいのことはいってほしかったけど、ちょっと残念だった。

とにかく北海道から沖縄まで焦土と化して…

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