「大阪市役所の組合を市民感覚に合うように是正、改善していく」とグレートリセットを掲げた橋下徹市長(当時)。対職員・組合施策をめぐる訴訟の1審では、いずれも市側が敗訴したが、2審段階では逆転勝訴や軌道修正もあり、組合側の完勝はアンケート訴訟ぐらいに…。市民はどう評価する?【拡大】
さらに同28日の施政方針演説では「ギリシャを見てください。公務員の組合というものをのさばらしておくと国が破綻してしまいます。ですから、大阪市役所の組合を徹底的に市民感覚に合うように是正、改善していく」と強い口調で宣戦を布告。年明けにも「全国の中でもとてつもなくひどい組合。とんでもない、どうしようもない組合」とこき下ろした。
もともと大阪市では、助役出身の市長候補を市議会与党、市職員OB、そして組合が三位一体で担ぎ上げる「中之島選対」と呼ばれる構図が定着していた。
平松氏は民間出身だったが、民主・自民両党や市職員最大の組合連合体「市労働組合連合会」(市労連)が「反橋下」で支援に回った。そうした経緯からして橋下氏が就任直後から「組合適正化」を掲げたのも、当然といえば当然だった。
橋下氏、実は敵少なし!?
ところで、橋下氏の“口撃”にさらされた相手は、組合に限らずあまたいる。恨みを買った人から山のように訴えられているというのが世間的なイメージではないだろうか。