移民NO、ポーランド系などへの嫌がらせ増加 ロンドン警視庁、取り締まり強化 (2/2ページ)

2016.7.1 06:22


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  • 6月27日、ロンドン市内にあるポーランド社会文化協会から出てきた警察官。入り口ドアに嫌がらせの殴り書きがされていた(ロイター)

 ポーランドからの移民は同国が2004年にEUに加盟した後、大挙して英国に働きに来ており、国家統計局によると14年には79万人が英国内に居住。外国出生者ではインドに次いで多く、EU域内では最多だ。このため、社会文化協会が嫌がらせの標的となったとみられる。

 第二次大戦中に亡命ポーランド政府があったロンドンには、祖国がソ連の衛星国として共産化したため英国に住み着いたポーランド人のコミュニティーが存在する。

 同協会のジョアナ・ムジンスカ会長は「ポーランド人が歩いていて、差別的な発言をされたり、不快な言葉が書かれた紙を渡されたりしたケースが報告されている。こんなことは初めてで衝撃を受けている」と語った。

 ポーランド以外の中東欧諸国やイスラム諸国からの移民への嫌がらせも相次ぎ、計100件以上がソーシャルメディアなどで報告されたという。

 キャメロン首相は27日の閣議で、こうした嫌がらせを強く非難。国連のゼイド人権高等弁務官も28日、嫌がらせの阻止に尽力するよう英当局に求めた。

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