原油安、1バレル60ドルの可能性も? 一段と進めば日本経済の追い風に (2/4ページ)

2014.11.29 07:04

 強力な価格支配力で1970年代に「オイルショック」を演出したOPECだが、非加盟国である米国のシェールオイル増産もあり、価格調整機能には衰えがみえている。またOPECを主導するサウジには加盟国への不信感も強い。かつて減産を決定しても、輸出収入の確保を狙ったベネズエラなどが「抜け駆け」をして合意を破ったからだ。

 OPEC加盟国だけでは価格調整が難しいと判断し、サウジとベネズエラは非加盟国のロシアやメキシコと総会前の25日にウィーンで協議した。しかし、減産では一致できなかった。

 中国や欧州の景気低迷もあり、原油価格は直近の高値だった6月より3割以上も低い水準で推移している。減産の見送りを受け、欧州の代表的な原油指標である北海ブレント原油先物価格は同日、来年1月渡しが1バレル=71ドル台に一時下落し、約4年5カ月ぶりの安値をつけた。ニューヨーク・マーカンタイル取引所の米国産標準油種(WTI)は同日の時間外取引で1バレル=67.75ドルまで下落し、約4年半ぶりに70ドルを割り込んだ。

減産に反対した加盟国は価格下落を容認することで…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。