燃料電池車は“走る宝飾品” 普及の壁は「ずば抜けて高い車体価格」 (1/4ページ)

2014.11.30 07:10

 次世代型エコカーに新たな潮流が生まれる。電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)が先行するなか、「究極のエコカー」と位置付けられてきた水素で走る燃料電池車(FCV)が12月15日から一般向けに販売がスタートする。自動車販売店や家電量販店では、EV向けの充電器を備えた店が増え、HVにはガソリンと電気の両方を燃料にできる車種も登場。FCVの発売にあわせて、水素の供給ステーションの整備も進む見込みで、脱ガソリンの動きが鮮明だ。

 充電器、家電量販にも

 米電気自動車メーカー、テスラ・モーターズが大阪市西区に今月1日オープンしたばかりの展示場。テスラ車向けに200ボルトの普通充電器が据え付けられている。充電のやり方は、ガソリン車に給油するのとほぼ同じ。充電器から伸びた電気ケーブルの先の接続部を車の後部の差し込み口に入れ、充電する。

 ガソリン車の給油と大きく異なるのは、時間が長くかかる点だ。同社主力のスポーツセダン「モデルS」は、1回のフル充電で約500キロ走行できる最先端EVだが、普通充電では5~6時間かかる。

EVは、ガソリン車に比べて燃費に極めて優れ、環境負荷が小さいのが強みだが…

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