GDP上方修正、改めて外需頼みの構図くっきり 浮揚しない個人消費

2017.3.8 11:51

 内閣府が8日発表した平成28年10~12月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動を除く実質で前期比0・3%増、年率換算で1・2%増となった。企業の設備投資が上振れしたことなどから、速報値の年率1・0%増から小幅に上方修正した。個人消費を中心とする内需は弱く、全体を輸出が牽引する「外需頼み」の構図が、改めて確認された。

 今回の改定値に関し、内閣府は、「雇用、所得環境が改善する中、緩やかな回復基調が続いているとの判断に変わりはない」としている。

 項目別では、設備投資が速報値の前期比0・9%増から2・0%増へと上方修正された。速報値後に財務省が発表した10~12月期の法人企業統計で、不動産や建設業、食品製造業の設備投資が上振れしたことが反映された。

 個人消費は、速報値後の生産動態統計で自動車が好調だったことなどを反映し、0・01%減から0・04%増へと、わずかに上方修正した。野菜価格の高騰による生鮮食品の買い控えなどが下押し要因となり、消費は力強さを欠いた。

 公共投資は新しい建設総合統計の数値を反映し、1・8%減から2・5%減へと大きく下方修正。住宅投資は、0・2%増から0・1%増へとわずかに下振れした。

 輸出は2・6%増のまま変えなかった。中国向けの半導体や米国向けの自動車が好調だった。輸入も1・3%増を維持した。輸出から輸入を差し引いた「外需」は、全体のプラスに寄与した。

 景気実感に近いとされる名目GDPの改定値は0・4%増、年率で1・6%増だった。速報値の年率1・2%増から、0・4ポイント上方修正した。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。