ゴーン氏が高く評価した野心と経営感覚 志賀俊之・日産自動車副会長 (2/7ページ)

2014.11.13 06:58

 「1つでも達成できなければ、役員は総退陣する」

 99年10月、東京都内のホテルでゴーンはこう宣言した。日産のリバイバルプランで、ゴーンは2000年度連結決算の最終黒字化や有利子負債の削減など、具体的な数値目標を掲げた。自らの退路を断つとともに、具体的な目標を数値で示し、社員に権限と責任の意識を植え付ける。日産の再建計画は社員の意識改革でもあった。

 この間、日産は生産の主力だった村山工場(東京都武蔵村山市)を閉鎖するなど大規模なリストラを行う一方、米国に新工場の建設を進めた。経営企画だった志賀はゴーンの指示を受け、新工場の計画立案に取り組んだ。

 志賀は「国内工場を閉鎖しても、収益を見込める米市場には打って出ていくのか、と驚いた」と当時を振り返る。ゴーンの宣言通り日産は、目標を1年前倒しして最終黒字に転換、V字回復を果たした。

「僕はゴーンの“留守”を預かる番頭だという意識は常にあった」

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