「スプラトゥーン」は任天堂を救うか 「ピクミン」以来の意欲作が大ヒット! (5/6ページ)

2015.12.19 17:08

 そもそもWiiUと携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」(23年2月発売)の不振が任天堂が25年度まで3年連続の営業赤字を計上した原因だ。不振脱却を目指し、任天堂はスマートフォン向けゲームに参入を表明。28年3月に第1弾のアプリを配信する。次世代ゲーム機の開発も進めており、28年の発表予定だ。

 ただ、将来をにらんだ取り組みは具体化まで時間がかかる。君島社長は「スマホ向けを収益の柱にしたいとは考えているが、すぐに収益の半分になるところまでは想定していない」と冷静だ。

 少なくともあと数年はWiiUとニンテンドー3DSで経営の屋台骨を支えていくしかなさそうだ。26年度のWiiUの販売台数はソフト「マリオカート8」のヒットで338万台まで回復したとはいえ、「マリオ頼み」となっているのも事実だ。

 その意味で彗星(すいせい)のごとく現れたスプラトゥーンが“救世主”になる可能性もある。

キャラクターはフィギュアなどの「アミーボ」としての販売も好調で…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。