任天堂は27年度のWiiU販売台数を前年度を上回る340万台と予想している。スプラトゥーンのキャラクターはフィギュアなどの「アミーボ」としての販売も好調で、長期的に幅広い事業展開が期待できる有力なIP(知的財産)に育ちつつある。
ソフト開発を担当する同社の高橋伸也取締役は「スプラトゥーンは開発チームの若い力が結集してできた。若い世代で新しいIPを生み出すという課題は解決されつつある」と自信を深める。
新しいキャラクターのヒットは、ゲーム会社の生命線でもあるソフト開発力の復活という意味でも任天堂の救世主になりそうだ。