コボスタ宮城に完成した「スマイルグリコパーク」を練習前に見学する楽天の選手たち=3日、仙台市【拡大】
楽天が球界参入したのは2005年。あれから12年…。リノベーションされ、隣接する公園まで一体化された大リーグの“ボールパーク”になった。
変貌の裏には独特の“経営ノウハウ”があった。
1950年に建てられた球場は老朽化が激しかったが、楽天は球団を持つとすぐさま球場の改修に乗り出した。本来、改修は所有者である宮城県の仕事であるが、楽天は全額負担する代わりに、球場使用権に加え営業権まで手にした。そして年間5000万円を県に支払うことで合意したという。
70年代の中盤、ロッテが本拠地として使っていた時期がある。所有者である県に陳情しても、なかなか改修には至らなかった。営利の一企業に税金を投入することになるからで、行政が動きにくい環境があった。ロッテはわずか5年間で去った。